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2025年も3カ月経とうとしています

  • 執筆者の写真: Yoshio Nakayasu
    Yoshio Nakayasu
  • 3月27日
  • 読了時間: 4分

遅ればせながらあけましておめでとうございます。

なんだかんだと2025年も明けてから3カ月が経とうとしていますがみなさまお元気でしょうか。

私は先日、広島旅行に行ってきて牡蠣にあたったかもしれません。1日で治しました。たぶん。

そのためもあってかなり引きこもってたわけですが、先ほどオンラインレッスンを終えて、久しぶりに話して喉が痛いところです。


さて、1月から何があったのか。

1月からは大学は授業はなくソルフェージュや和声、作曲理論系の試験に行くくらいで、中高の授業は再開しましたが。

そんな中でオーディションの伴奏、発表会の伴奏もこなしつつ。

オペラの伴奏を終えました。


1月26日、ロッシーニ作曲「なりゆき泥棒」

オペラ全部の伴奏は2回目。

温かいメンバーに恵まれて楽しい現場でした。

レチタティーヴォセッコの部分にはかなり苦労しましたが、アドバイスもらったり自分なりのアレンジも入れたり、なんとかこなしました。

そんなセッコの部分も含めて1時間半弾きっぱなし。ものすごい集中力が必要でした。

実際全部通したのは稽古で1回と本番。2回とも、特に本番の演奏後は酸欠っぽくふらっふらでした。こんなになるものなんですね。

やらかした部分も多少あるけど、楽しく終われてよかったです。

友達や学生も聴きに来てくれて嬉しかったです、ありがとうございました。


2月は高校生のテスト作成や採点地獄もありつつ。

2回ほど浜松に帰省していました。そういえば先日の年越しは両親が体調を崩したため東京で過ごしたので、夏以来の浜松ですね。

祖母の七回忌と、演奏会のため。


母校の浜松学芸高校にも顔を出してきました。


立派な新校舎…

私が学生だった頃は音楽科だけ校舎が別になっていたのですが、まとまって5階?6階?建てになっていました。エレベーターで教室に向かうなんて…YAMAHAの本社も見えるんですよ~フゥ~

お世話になった先生とも色々お話しできました。

現在のソルフェ教育についてなどなど…自分の悩みも聞いてもらったり。

また遊びに伺いたいです。


そして2月22日の演奏会。

リコーダー四重奏による演奏と朗読による演奏会。

以前作曲した「スーホの白い馬」の再演でした。

今回はリハを聴きになんてこともなく本番のみ聴きに行きましたが、以前よりのびのびと演奏していただけて、聴いてて自分の作品が独り立ちしたような感覚になりました。

作曲家の喜びですね。

ブリエリコーダーカルテットの皆様、小沼みのりさん、それから作曲家の長谷川さんと川村さんと。

姉一家にも聴いてもらえました。姪っ子はそろそろよしおじさんを覚えてくれたっぽいです。


それから1月のオペラからちょうど1カ月後に博士課程修了演奏会の伴奏してきました。

2月26日、新福美咲さんの博士課程修了演奏会。

アンリ・ソゲの歌曲によるプログラムでした。

何度弾いても手になじまないソゲの歌曲。特に初期の作品は頭をひねらせるポリフォニー。

音源もない曲ばかりで、1からというより0から曲を作り上げるものばかりで大変でしたが、それでも聴きに来てくれた知り合いに魅力が伝わったようで安心しました。

そして新福さんは口頭諮問を乗り越え、無事に博士号を取得しました、本当におめでとう!


そして3月に入り、のんびりと生活しています。旅行にも行きました。

演奏会の予定もないし、久しぶりにソロの曲を練習する毎日です。

ラヴェルのクープランの墓を練習していますが、楽しい~!

それとは別に興味があって、クララ・シューマンのOp.16「3つの前奏曲とフーガ」も練習しました。初のクララ。

フーガはバッハのものしか弾いたことがなかったので、ロマン派のものを~と探していて、ほかにもありましたがクララ・シューマンにたどりつきました。

結局バッハの偉大さを感じずにはいられませんが、クララ・シューマンのフーガにおける転調や和声進行の技法は面白いですし、旋律美はロマン派ならでは。

私としては特に3番がお気に入りです。

前奏曲はコラール風で書かれていて響きの厚さと豊かな色彩の変化を感じさせつつ半終止、アタッカで続くフーガの主題は前奏曲でずっと流れていたモチーフになっています。

そのうち詳しく書こうかな?


そんなこんなで、もう来週は4月。

もう少し春休みを満喫して、新年度に備えようと思います。



 
 
 

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©2022 by Yoshio NAKAYASU

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