あっという間に年の瀬となりました。
最近はインフルエンザが流行っているようですがみなさんいかがお過ごしでしょうか。
大学の最終週なんかでは高熱になりながら来ている学生もいたり…だいたい出席日数のマズイ学生。
だからこういうときのために出席はちゃんとしておくんだよと毎年言ってるんですけどね。
そんな学生たちと対峙している自分が健康体を保っているのもなんだか不思議です。たしかにもともとは頑丈なんですけど。
さて、前回のブログで宣伝していた演奏会を含めて終演のご報告。
9月27日、Clair de lune Avec un Thé~月の光に紅茶を添えて~ の演奏会が無事に終了いたしました。
共演の新福さん、近野さんと。
お世話になったスタッフの皆様と。ありがとうございました~!
前半はフォーレ、後半はソゲというプログラム。
フォーレのノクターンを弾くという、珍しくソロを弾く機会も設けましたが、やはりものすごく緊張しますね。ソロはできれば避けたいけど、今回頑張っといてよかったです。
あと今回面白かったのは、マイクの奪い合い。みんなしゃべりたがるという…これも実はなかなか珍しいことなんですよね、MCはできれば誰かに任せたいということが多いのですが。
でもおかげで充実したプログラムノート、MCでの解説ができて、その上でいい演奏がお届けできたのではないかなと思います。
そしてこの演奏会では各自おすすめの紅茶の紹介も。
私はルピシアの「月に咲く」という、十五夜の時期限定の紅茶を紹介しました。
キンモクセイの花びらが入った優しく秋の夜更けを告げるような香りのブレンドティーなのですが、今回演奏した、フォーレの「月の光」「ノクターン」、ソゲの「11月の月明かり」にピッタリだなと思ってどうしても紹介したくて、ルピシアさんに「個包装のものとかないでしょうか~」「なんとかして香りを届けたいのですが~」などと個人的に連絡をとって、サシェにするアイディアをいただきました。
それから終演後には、ルピシアさんのブックオブティーから2種ずつの茶葉をご来場の方々にお配りいたしました。
100種のティーバッグが入った箱なのです。カラフルで素敵~
今回の演奏会を機に、紅茶の香りと音楽のマリアージュを考えるのも素敵かも?と思い始めました。
次回公演もお楽しみに~!
こちらの演奏会が終わった翌日には浜松に帰り、9月28日、29日と行われていた浜松の作曲の師匠・鳥山妙子先生のオペラを鑑賞に。
オーケストラ編曲に携わっていたものです。
私は29日公演の方に伺いました。
こんな編曲したな~とか聴きながら改めて。
思ったよりうまくいかなかったところもありましたが概ね満足です。そして師匠の作曲、オーケストレーションはさすが…!
いい経験をさせていただき感謝です。
と、9月は演奏も編曲も本番を終え、10月は特に何もなく…?記憶のかなたですね。
11月頭は大学の文化祭に、高校からの同級生とそのご家族と行ってきました。
作曲科学生の書いた新作合唱曲を聴きに行ったり、三味線の演奏、ドイツリート同好会の演奏、野外ステージなどなど…それから普段行かない子供向けの展示も楽しんできました。
それからフランス音楽同好会に、OBとしていくようにしているのですがちょうどcloseになっていて…仕方がないので
今村先生のパネルとツーショット撮ってきました。
それから12月。いろいろな授業が終わりました。
実はこっそりと編曲しておりまして、12月23日にフルート研究室の定期演奏会で演奏されました。
私が編曲したのはシュターミッツのフルート協奏曲。フルート協奏曲をフルートコンチェルトで、という、なかなか難しい編曲でしたが、素晴らしい演奏のおかげでなんとか形にしていただけました。
学生たちの編曲も素晴らしく、自分もまだまだ精進しないとなと痛感しました。
フルート科の学生にはハーモニーやソルフェージュを教えた学生も何人かいるのですが、4年生のフルート科の大半は1年生時に、私がハーモニーを初めて教えたクラスの学生たちでした。
フルート専攻といえば他に比べてお上品でおとなしく…というイメージからだいぶかけ離れた元気あふれる学生たちでしたが、大人な演奏を聴かせてくれました。感動。
それからクリスマス前後は冬期講習会。
普段なかなか会えない大学の看板猫ランボーに癒されながら…
この子はホントに賢いですよね、普段会えるのも学期末などで疲れを癒してくれますし、冬期講習期間にもちゃんと現れるし。
ちゃんと学生を呼び込んでくれています。
といった感じで、忘年会を何度か経ながら今日にいたります。
そして今後の宣伝。
1月26日にロッシーニ作曲のオペラ「なりゆき泥棒」の伴奏をします。
去年、「双子姉妹」で共演した平賀さんからお誘いいただき、ピアニストとして参加することになりました。
11月から稽古が始まりましたが、こちらの現場も温かい現場で毎回楽しいです。
セッコの部分も、チャララ~と適当に入れてますがなかなか難しいです。はたしてどうなることやら。
そしてこの演奏会ですが、後半にはビゼー作曲の「カルメン」「真珠採り」もハイライトで行われます。
なかなかのボリュームですが、これで合わせて2000円、しかも港区で!というかなりお得な演奏会になっております。
よろしければ皆様お越しくださいませ~!
それから2月22日、浜松で、2022年に作曲した「スーホの白い馬」の朗読とリコーダーカルテットのための作品が再演されます。
静岡ゆかりの作曲家3名による作品が演奏されます。
前回は平日の昼公演2作品、夜公演2作品となっていて、自分の作品は昼公演で演奏されましたが、今回は土曜の昼に3作品すべて演奏されるので、多くのお客様にご清聴いただけるのかと思います。
小中学生、親子割もあるそうなので、ご家族でぜひ!
それからまだチラシはできていませんが、2月26日には、新福さんの博士リサイタルでまたソゲプログラムを伴奏します。
初出しの曲もいくつかあり、練習を積んでいるところです。なかなか弾きがいのある曲なので楽しみ~!いったん来月門下発表会で演奏してきますが。
といった具合で、2024年はブログを3回しか書きませんでしたが、なかなか充実した年になりました、ような。
2025年はもう少し、ブログを更新できると、いいなぁ~まぁ演奏会がなく更新するとすると漫画やゲームのネタばかりになりそうですが。みなさんドラクエ3やりました?
というわけで今年もお世話になりました。
良いお年を~
Comments